交通事故で追突された!過失割合は?

 交通事故として多くあげられる追突事故ですが出会い頭の事故、つまり方向が違う車同士が衝突する事故が一番多いと言われています。
方向が同じでも後ろから追突するという事故も少なくありません。渋滞中で停車していたら後ろから追突されたなどといった話を耳にしたこともあるかと思います。道路上で停車中に後方から追突された場合、基本的に追突された側の過失0%、追突した側の過失100%ということになります。

 しかし、必ずと言って追突事故の過失割合が100%と0%になるとは限りません。例外としては前を走っている車が急にブレーキをかけたときに追突してしまった場合には追突された側にも30%程の過失が付くこともあります。また、追突された側の急停止の理由によっても割合が変動していきます。双方のドライバーに居眠り、よそ見、携帯電話の使用などがあると過失割合は増減します。

acar

 追突事故は十分な車間距離が保てていないために起こることがほとんどなので追突した側の過失となることが多いのですが例のように必ずしも追突された側に過失がないとは言い切れないので車の運転は十分注意して行ってください。また、このように事故が起こってしまうと車の修理費、相手に怪我をさせてしまった場合は治療費と過失割合によって自分に高額の賠償金が課せられる事も十分に考えられるので車を運転するのであれば自賠責保険、任意保険に加入し、もしもの事態に備えておくことをお勧めします。

運転に絶対はありません。常にかもしれないという考えを忘れず車を利用すると良いでしょう。

交通事故弁護士山口
ページ上部へ戻る